会報誌　　2024年2月号

　12月23日～24 日の２日間、耐寒キャンプに参加致しました。 当初、冬キャンプは寒いのではと参加を躊躇していましたが、「クリスマスケーキがありますよ！」とのMさんの一言と雪山の講習もあると聞いたことから、参加を決心致しました。 キャ

ンプ当日、赤水琴海公園は、前日の寒波で一面真っ白な雪に覆われており、長崎でも こんなに雪が降るのだなと驚きました。積雪は5～10ｃｍはあったでしょうか。フリースやダウンジャケットを着

こみ参加しましたが、立ち止まっていると手がかじかみとても寒かったです。全員が到着すると雪山講習が行われ、アイゼンやピッケルの使い方を教えて頂きました。事前に本やインターネット等で予習はしていたものの、実際に使ってみると想像していた以上に難しく、キャンプ後も引き続き練習する必要があると思いました。 夜になるとテントを張

りその中で鍋とクリスマスケーキを頂きました。皆でにぎやかに鍋を囲むとテントの外に雪が積もっているとは思えないくらい温かったです。鍋、クリスマスケーキ、ポテトサラダ、メンチカツ、チョコレート…。どの料理もとても美味しかったです。特に翌日、朝焼けを見ながらのコーヒーは格別でした。さて最後になりましたが、今回の耐寒キャンプに参加された皆様、そして道具や料理を準備してくださったHさん、キャンプ中はいろいろとありがとうございました。雪山登山をはじめテントの張り方、キャンプ道具の使い方等、大変勉強になりました。今回のキャンプで学んだことを今後の登山やキャンプに活かしていきたいと思

います。

江戸時代から続く長崎の山行の伝統行事、七高山めぐりに行って来ました。
金毘羅山、七面山、烽火山、秋葉山、豊前坊、英彦山、愛宕山、全部を1日で廻るハードなものです。
朝8時に、諏訪神社をスタートして、ゴールの若宮神社に到着したのは、夕方4時頃でした。
普段の山行と違って、神社の登りの石段がかなりあり、疲れた身体に追い打ちをかけます。しかし、各神社をお参りしながら廻る

ので、気持ちは清々しいものでした。今年も健康でありますように、家族が元気でありますようにと手を合わせながら歩くのは、新年にふさわしい山行行事だなぁと思います。午前中は、雨がパラつき下りの山道が滑りやすかったですが、昼からは天気も回復し良かったです。


また、この七高山めぐりは、長崎の歴史を肌で感じながら歩けるのも魅力のひとつです。各神社の歴史はもちろんの事、烽火山では、昔、ノロシを上げた後があったり、豊前坊の手前では、石切場の後が見られました。風頭公園の龍馬像の前では、明治維新についての話題がでたり、江戸時代の長崎に思いを馳せノスタルジックな気持ちになりました。
皆で、"脚にきたねー"と笑いながら、若宮神社で解散となりました。無事に七高山を歩き通せた事に感謝です。リーダーのHさん、皆を引っ張って下さってありがとうございました。メンバーの皆さんも、ありがとうございました。今年も、1年よろしくお願い致します。