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会報誌  2023年5月号

3月29日 御館山と諫早公園と四社巡り

青空とサクラの中を2万歩!

 企画チーム A.N

御館山稲荷神社
御館山稲荷神社

今日は平日山行、諫早の街ののんびり散策です。

季節は春、天気は快晴、サクラは満開、絶好の行楽日和です。

参加者12人はJR諫早駅西口に集合、途中諫早組のHさんも合流し、まずは御館山稲荷神社へと向かいました。御館山とは、その昔、暴れん坊で弓の名手の鎮西八郎為朝(八郎岳所以の人物)が、ここに館を構えたことからその名がついたと言われています。稲荷神社は山の中腹にあります。長い苔むした参道階段を登り上がると、満開の素晴らしいサクラが目に飛び込んできました。鮮やかな朱色の稲荷神社とピンクのサクラ、それに真っ青の空、それと市街地が見渡せました。そこから数分の標高100mの展望台は実に360度の素晴らしい景色。新幹線の走る姿も見えて、歓声も上がりました 下る途中の諫早文化会館のサクラ並木もすべて満開。時折吹く爽やかな風でサクラ吹雪も舞っていました。

 次なる訪問地は、初代諫早領主竜造寺家晴から十八代家興公までが眠る諫早家の菩提寺の天祐寺です。ここでは寺をゆっくり散策し、立派な御朱印も戴きました。

 いよいよ昼食です。諫早のだれもが知る「魚荘」へと心が躍ります。各自思い思いの料理をオーダーしましたが、私は迷うことなく鰻でした。全員がおしるこのサービスまでいただき大満足でした。

 次は諫早公園です。標高100mの山頂には、戦国時代、最初に諫早地方を統一した西郷氏によって山城が築城されました。しかし四代目の西郷信尚が秀吉の命令に背いたため竜造寺家晴から攻められてこの城を追われます。信尚と家族や家臣が逃げたであろう道をその当時に思いをはせながら登りました。

 高城神社は竜造寺家晴公を祀った神社です。神社を参拝し、西郷氏や家晴公が暮らした屋敷である御書院を訪ね、高城回廊を美しい水の流れに沿いながらのんびりと歩きました。

眼鏡橋がある諌早公園もサクラ、サクラでした。眼鏡橋付近から本明川を飛び石で渡り、菜の花が咲く河原歩きを楽しみながら、再度の飛び石渡りでゴールの諫早神社へとたどり着きました。歩いた距離は7㎞ほどでしたが、4時間かけてのゆっくり散策でした。歩数をみると、全員が20.000歩以上。足は少し疲れて重たくなったけれど、心は最後まで軽やかでした。

弁当なしの手ぶら山行がよかった! 知らない諫早の街を知ることができた! 天気に恵まれサクラも私たちを待っていてくれた! コロナから少し解放された気分でウキウキした! 等が参加者の感想でした。 皆さんお疲れ様でした。


4月1日 八郎山系三座縦走

 冒険心に富んだ山道

企画チーム  S.O

  久しぶりの松尾岳、佐敷岳でした。コースは全く忘れており新入会員になったような感じの山行でした。まず驚いたのが自転車専用道路の中に駐車場があることでした。秘密の駐車場って感じでワクワクしていたら松尾岳への急登。ついて行くのに必死でした。佐敷岳、寺岳も急登あり急な下りありで楽しい冒険ごころに富んだ山道を乙女たち、おじ様達のパワーに圧倒されながらも必死についていき無事下山できました。めでたし、めでたし‼


4月10日 経ケ岳

展望も素晴らしかった経ケ岳

自然保護部  K.H

熱心に地図の勉強もしています
熱心に地図の勉強もしています

 今日の経ヶ岳のコースは逆回りで一度登りましたが、以前は冬だったので季節も変わり新鮮な気持ちで登れました。途中のクサリ場や岩場は緊張しましたが、私恒例の怖い時には大声を出してごまかす行為で皆さんご迷惑だったと思います。その節は失礼いたしました。

 所々足元にスミレが咲いていたり、サクラの花びらが落ちていたりツバキもまだまだ綺麗でした。お花は癒されますね。ギンリョウソウもちょっと顔を出していました。

 

 ここ数日風が冷たかったので寒さが心配でしたが、歩くにはちょうどいい気温でお天気も最高で、経ヶ岳山頂からの眺めも素晴らしかったしまた登りたいです。

 企画して下さったHさん、車を出して下さったOさんYさんありがとうございました。

皆さん優しく見守って下さり、いつもありがとうございます。

 


4月12日 九州自然歩ウォーク

春を満喫しながら先人たちが歩いた長崎街道を!

会報チーム  M.D

 4月12日平日山行の企画で、諫早の土師野尾から長崎の古賀まで、九州自然歩道と旧長崎街道を歩いてきました。旅行気分でJRに揺られながら諫早へ、その後バス(あゆみのメンバーで貸切状態)に乗り継いで土師野尾に到着。大きな「八天狗」の鳥居をくぐり、いよいよ九州自然歩道です。早朝まで降っていた雨がうそのようで、木々を抜けてくる太陽の光と風が春らしく優しい感じで、気持ちよく歩くことができました。途中碁盤の辻で昼食をとり、さらに花ノ木の集落へ。そしてその名も「峠」からは旧長崎街道。先人たちが「もうすぐ長崎だ!」とはやる気持ちで通った道ものんびりと歩き、井樋ノ尾観音へ。そして本日のゴールの藤棚へ。Nリーダーが一人で歩くと3時間程の道のりだそうですが、あゆみの皆さん11人で約5時間かけてゆっくりと歴史と春を満喫して歩きました。途中、Nリーダーから八天狗の相撲の伝説や長崎の歴史的大事件フェートン号事件などについて、この地方について楽しく学びました。ありがとうございました。また歩道沿い、街道沿いには本当にたくさんの春の花を見ることができ、さながら実物版「春の花図鑑」を見ているようでした。ヤマフジ、グベ、ハクサンボク、オドリコソウ、ムラサキケマン、キランソウ、シャガ、ホウチャクソウ・・・もう書ききれません!!!でも、なぜかゴールの藤棚の藤だけはまだチラホラ。「これから咲くんだな!」という希望をおみやげに、ちょっと疲れた体で帰路につきました。