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会報誌  2023年4月号

2月26日 三池山と普光寺の臥龍梅

早春を満喫した山歩き

 企画チーム T.M

しだれ梅
しだれ梅

うららかに晴れた早春の日曜日、熊本の三池山に登ってきました。ふもとには、梅で有名な普光寺があり、今回は、梅の花鑑賞も計画に入っていました。  

樹齢400年の臥龍梅は2分咲きくらいでしたが、立派でした。その他の梅は満開に近く、可愛らしく咲き誇っており可憐な姿に心洗われる気持ちがしました。その後、三池山に登りました。標高は388mとそれほど高くはない山で、急登ではありましたが1時間程で一の山、二の山、三の山に到着しました。

一の山では三池の名前の由来である伝説の池があります。その昔、お姫様が大蛇に飲み込まれそうになった時、蟹が出てきて大蛇を三つに切り、お姫様を助けたという事です。三つに切られた大蛇が苦しみ暴れた跡が窪んで三つの池になったとさ。  

そんな昔話も面白く感じられ、三池山が特別な山に思えるから不思議です。またみんなで炭坑節の唄と踊りで盛り上がったのも楽しい思い出となりました。三の山の頂上でお昼休憩となりました。まだ歩き足りない強者メンバーがトレイルランよろしく奥の院まで行って来たり、眺望の良い四の山で春のピクニック気分を満喫しながらお弁当を食べたりしました。ふもとに降りバスが待っている駐車場までの道に、ツクシが顔を出しているのを見つけ、摘んでいく人もいました。のどかな里山風景です。この日は、早春を大いに満喫した山歩きとなりました。いよいよ春になるんだなあ、春の山行が楽しみだなあとわくわくしています。企画や、リーダーの方、参加者の皆さん、ありがとうございました。

 


3月11日 ケイオウザクラ鑑賞

 ケイオウザクラとモクレンが美しく見事でした

自然保護部  S.K

 盛り沢山で楽しい一日でした。いよいよ春がやって来ました。七面山のケイオウサクラ観賞です。満開という情報があり心が弾んでいます。丸川公園へ男性2人、女性10人合計12人参加で賑やかに出発。七面山のケイオウザクラとモクレンのコラボレーションが美しく見事でした。花に満足しいよいよ烽火山へ登ります。全員ゆっくりだったら行けるとの事で出発しました。私も久しぶりの烽火山です。のろし台の周りもきれいに草が刈ってありました。昼食後リ-ダ-がみんなを集めロープワ-クの復習です。基本的なエイトノットの結び方など一人一人行い忘れていたのがよみがえりました。帰りは武功山から鳴滝へ降りる途中、椿の花が所々に散っていてあざやかな赤が素敵でした。

しばらくすると下る途中でサイレンが聞こえ、今日は3月11日東日本大震災の発生から12年目です。午後2時46分全員足を止め黙とうしました。これは忘れられない出来事でした。

全員無事下山し整理体操、反省会をして帰りました。

 

 


3月21日  マンサク観賞山行

 "坊がつる"は遠かったよう~

会報チーム  K.O

 マンサク観賞、しかも坊がつるへ、という企画が出たときにマンサクも坊がつるも私にとってはとても思い出がある花と場所である、もうこの機会を逃したら行けないかもしれないと思い無謀にも申し込みました。もちろんSランクの方です しかし、菜種梅雨とかで天気が続かない日が多くCLも天気予報とにらめっこしながら、対策を講じたものの、結局この日に行くこととなった。やはり終日雨だった。

 

しかし、ここでくよくよしてはおれない、気持ちを切り替えてもう雨と一緒に遊ぶしかないと雨対策をしっかりして出発しました。ぬかるんだ滑りやすい登山道を林道まであがりホット一息つく。早速遠くにマンサクらしい黄色い花をつけた木が冬枯れの林の中にあった。Aランクの先に歩いているCLから無線が入り、もう少し頑張るとマンサクの大きな木があるから頑張ってという。Sランク5人林道に出たらルンルンで歩いていると、あるあるリボン状の黄色い花をつけた大きな木が、「雨の中あなたに会うためにここまで来たのよ」とみんなに笑顔が戻った。そこから少し行ったところで引き返して、坊がつるは宿題となってしまった。宿題を果たすために、また明日からトレーニングを頑張ろうと思いながら帰路に着きました。