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会報誌  2023年2月号

12月17日 あゆみ鍋のなかった納会山行

 

32人が参加  沢山の景品提供に感謝!

企画チーム長  A.N

 今年の納会は、コロナの第八波到来対策として、恒例の「あゆみ鍋」の中止とビールでの乾杯取止めという前例がない納会でした。あゆみ鍋がない、アルコールもないそんな納会をどうすれば盛り上げることができるのか、それに当日の気象予報はJPCZ(日本海寒気団収束帯)やらの影響の寒波と雨予報で最悪です。しかしながら、ケセラセラの気持ちで当日を迎えた。

 やはり当日は早朝から小雨。でも集合場所の唐八景からはどうにか歩けるみたいです。

 焚火のマキを拾いながら皆さん会場へ到着。しかし午前中は雨の予想があるため場所を森林体験館ホールに変更。ちょうど予定時刻に会長挨拶でスタートしました。

 

 新入会員紹介、会長の25周年事業経過報告、会報チーム長の会報誌300号達成報告、それに各部代表による今年の山行の思い出発表、皆さんの味のある内容の話を楽しんで午前の部12時に終了。

それぞれ好きな場所で昼食を取った後は、雨も上り会場を野外広場に移しました。

 

 お待ちかねの焚火です。竈二つで、回収した古い山頂標識にお疲れ様と感謝を込めて火を着けました。そしてその焚火で焼いた川原さん差し入れの焼き芋が振舞われました。温かくておいしかったですね。またその後のビンゴゲーム、じゃんけん大会も盛り上がりました。

 

最後は山の歌合唱と次回納会担当の自然保護部の皆さんによる一本締めで、「鍋なしビールなしの納会」も無事終了しました。

 

参加の皆さん一人ひとりが納会を盛り上げようと一致団結して協力していただいた結果、楽しい納会に仕上げることができました。担当の企画チームを代表して皆さんへ心から感謝申し上げます。ありがとうございました。お疲れ様でした。

 

 


12月25日 一筆書き山行最終

近郊の山が一本の線でつながった

企画チーム次長  T.Y

 あゆみHCに入会し”長崎近郊の山”のマップを頂いた。 狭い土地にもこんなに多くの山があるんだと感心すると同時に、いずれ 全山制覇しようと登頂意欲が湧いた。 八郎岳の下山途中で会長と企画について雑談する中で、日本百名山一筆書きにあやかり ”長崎市近郊の山を一筆書き”で登るのはどうでしょうと提案した。 この何げない一言が25周年の記念山行になるとは! これにより一筆が完了するまでストレスとの闘いが始まった。(笑) 2021年9月第1回目樺島町行者山を皮きりに雨模様の中スタート。 先行き不安がよぎるが登り詰めれば頂上は見えてくる。 どうにかなるであろう?と、 地図に1本の線が記された。 長崎市近郊を半時計廻りに消化していくが回数が進むにつれ、 線が細く(参加者少数)になっていく。

 鍋冠山で太線(参加者多数)となるがその後はまた細線(参加者少数)で一桁がアベレージとなる。 このころより太線/細線の傾向が見えてきた。太線の傾向として

①登山口までのアプローチは交通公共機関かマイカーに便乗とする。

②歩く距離を短かくする。

③縦走ではなく1山/1企画とする。

④Up/Downがなくウォーキングレベルとする。

⑤暑い6月、7月、8月は避ける。 他にも考えられるが上記が幅広く受け入れられる今後の企画ベースと考えられる

点かな?

 

次に今回登って再確認できた点として

①山頂の眺望がない山が多い。

②猪により山道、石垣の掘り起こし、農作物の食害が大半見られた。

③登山者が少なく踏み跡・マーキングが乏しく、藪化している。里山は人気薄

か?

 

その他感想として

①山を楽しんでいる会として登山ルートの草払い、枝の切断、倒木の整備、 山

頂にて雑木切断等山の美化に協力する必要があるのではと感じた。(ゴミ拾

いは当たり前です)

②シリーズ化した企画は、完了まで時間が掛かる為今後実施するのは問題か

な?

③コンパス・地図を利用してルートファインディングし、道を切り開き山頂を極                               める山登りもありかなと思った。

 

また、今回参加出来なかった会員が登る場合の参考として

①眺望が良い山       八郎岳、戸町岳、金比羅山、岩屋山、帆場岳、琴の尾岳、多良見虚空蔵山

②面白いルート        矢岳、茂木岳、井樋ノ岳

③登りがきつい山       熊ケ峰、松尾岳、岩屋山(舞岳側からの階段)、船石岳

④急降で緊張した山 船石岳、稲佐山から入船町への西尾根、天門峰から女神大橋

最後に山行23回、69座、延べ202人の参加があり事故・怪我なく無事終了したことと、目標であった長崎市近郊の山が一つの線となったことが何よりです。

 


今年も七高山縦走に挑戦 

企画チーム N.H

 江戸時代、長崎では正月2日から15日頃までの間に市街地を囲む、七つの山を1日かけて参拝するならわしがあり、これが現代まで続き、山を楽しむ方々の行事となっています。

 当日の朝方まで降った雨も参加者の日頃の行いが良いのか、諏訪神社の初詣のおかげなのか、天候も回復して絶好の登山日和となりました。

 この日は各山のグループが4組程参集されて賑わいを見せる中、懐かしい元あゆみ仲間であった山口聡さんを加えた6名のメンバーが月見茶屋を出発し金比羅山に立ちましたが、生憎のpm2.5の影響なのか絶景も霞みがちでした。烽火山から秋葉大権現の登山道は雨の影響が残り、下りは滑りやすく先導している私自身が横滑りし、ズボンが泥まみれなりました。すべらない話にしたかったのにすべる話になり情けない事です。豊前坊手前の参道から入り込んだところに切り立った岩場があり、奥まったところに祠が祀られ、神秘的でありパワースポットの様だ。元は石切り場だった様だが一見の価値がある。

 渋滞する登山道もありましたが、譲り合いの精神で譲って貰う等、ベース配分も良く英彦山の絶景ポイントに到着したが、やはりPM2.5の影響で霞み例年の絶景は望めなかった。

 英彦山を過ぎると、疲れきった足に鞭打つ様な愛宕山の急登の石段が待ち構えている。例年この石段は堪える。愛宕山に到達するとクライマックスを迎え、さらに風頭から巡ってきた七高山を眺めて至福の時を迎える。

 それにしても、年齢を感じさせないパワフルな七高山巡りに挑戦する高松さんの精神と体力に驚嘆する。日頃の鍛錬の賜物だと思う。龍馬像を眺めながら、若宮稲荷神社に到達し、無事に七高山を巡ってこられた事を感謝し、最後に一年間の無病息災を祈願した。

 


終わり良ければ総て良し(ハーフコース)

会報チーム T.O

 正月明けの7日に9人で東高下のバス停に集合しました。天気は雨上がりでPM2.5のため山はかすんでいました。鳥居の前で体操をして出発です。水道のマンホールにきれいな絵が描いてあり、高校生の名前が書いてありました。金比羅山の金星観測所を見て、金比羅神社でお参りをして今年の無事を祈願しました。凧揚げ広場のドンク岩を見て金比羅山へ向かいます。金比羅山からも港は霞んでいます。陸門さんにここは無凡山と言っていたと岩に掘られた文字を確認しました。平凡ではないと言う意味だそうです。そこから下り水源地に出て運動公園で昼食です。野球を見ながら昼食です。仏舎利塔を横に見て烽火山へ。山頂には真新しい標識がおかまの下に立っていました。下りが急で滑りやすく気の抜けない連続でした。秋葉神社でほっとしました。道もとても荒れていました。今年も無事歩けたことに感謝です。“Bランクの強者どもはどこかなあー”と言いながら歩きました。


第18回 新春港一周ウォーク 

総務部 I.J

 リーダー泣かせの悩ましい天候不順が続く中、「小雨決行」の連絡が前日携帯に送信されました。当日は「曇りのち雨」の予報であったが若干の日差しと、ほど良い寒さで予想外のウォーク日和となりました。1935年生れのK氏のご発声でスタートです。会員33人・一般23人、総勢56人の参加で昨年と同じコースを歩きましたが、本コースで一番の難所は西泊中学校までの293段の急登で、今日が歩き始めの人はさぞや辛かったでしょう。

まさに海岸沿いを歩く「ながさき鶴の港巡り」です。旭大橋~旭町海岸~立神~西泊~女神大橋~戸町~国分町海岸~水辺の森など進行方向左手は全て海。途中、世界遺産である小菅のソロバンドックに立ち寄りガイドさんから説明を受けるも、ウインチ小屋が改修工事の為見学できなかったのは残念でした。

14:00水辺の森ゴール。歩行時間:4hr、歩行数:2万歩。ハーフ・フルコースも含め全員完歩です。事前準備及び救護の方々に感謝です。