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会報誌  2023年1月号

11月19日(土)作礼山

自然保護部主催 

 

紅葉登山に行ってきました!

自然保護部長  H.I

 Aコースで歩く健脚組12人は栗の木登山口でバスを降り、そこから直登すること1時間30分位で西峰へ着く予定。Sコース8人はゆっくりとなったバスのなかで、進むにつれて飛び込んでくる紅葉に「キレイ、キレイ」と歓声を挙げながら、間もなく9合目駐車場へ着いた。

 そこからゆっくりとスタートしたが、長崎を出るときは降っていた小雨もいつの間にかほぼ感じない程度になり、かえって少し湿った落ち葉が踏みしめる足に心地よかった。間もなく池が見えてきた、聞き覚えのあるジュンサイの池はどれかな?どの池にもジュンサイらしき緑の葉っぱが群生している。キャンプ場を経てアッという間に合流予定の西峰へ到着した。作礼山の最高地点だが、展望はあまりきかずおまけに風はよく当たり寒い。暫く健脚組を待つが、到着しそうにない。一旦下りて東方への分岐点となる鞍部で待ち、無事に合流し東峰へ向かう。東峰直下には靴幅ほどの小さい階段があり、20~30段ぐらいかな?横向きになりながらチョコチョコと登っていくと、立派な「作禮神社」の奥ノ院のお社がある。360度の眺望を楽しむことはできたが、「奥作礼山・裏作礼・人生の並木道・見帰りの滝」などのワードを残して後ろ髪を引かれる思いでバスに乗り込んだ。

 

 中腹にある「環境芸術の森」へ立ち寄り、1時間の自由散策となった。40年間かけて個人で育て上げたという森は紅葉も素晴らしく、不消化ぎみだった参加者にも紅葉観賞登山の仕上げとなり、また自然保護部らしいハイキングとなった。


小雨の中の作礼山と感動のおまけ

会報チーム  N.N

 長崎は朝方まで雨が降っていたようでどよ~んとした曇り空の中、自然保護部主催の作礼山へと出かけました。雨具必須の山行になりそうな予感です。

 作礼山は佐賀県唐津市にある標高887.1メートルの山です。結構高いという印象。これ登りはきついぞ・・・と覚悟をしながら到着。11月の紅葉山行でしたが残念ながら紅葉は過ぎていましたね~。そして予感は当たり山頂あたりで雨に降られ寒かったです!まずは西峰へ到着、その後東峰へ。その東峰の階段の幅が狭いのなんのって、横歩きでないないと歩けない狭さで難所でした。今回のルートは登山道がしっかりしていてとても歩きやすかったです。また天気のよい日に是非行きたいと思う山でした。

 その後は作礼山の中腹に位置する環境芸術の森へ向かいます。こちらは初めて知りましたが紅葉の名所のようです。観光客も多かったです。モミジやカエデがたくさんあり紅葉が素晴らしかったです。が、ただ、こちらも見ごろは過ぎていました・・・。しかしそれでも十分楽しめました。

 なかなか見ごろの紅葉登山というのは難しいようですね。何度も参加してみるしかなさそうです。


11月23日 読者オープン黒髪山山行

10年ぶりの黒髪山は白い世界  

 E.U

 予報ではやむはずだった小雨はやまず、有田ダムコースを安全な竜門コースに変更しての登山となった。大勢の石仏様の納められた洞窟ではしっかりと登山の無事を祈りました。 霧の天童岩の鎖場、ハシゴは滑り、緊張も倍増。山頂はやっぱり一面真っ白。安全なところまで下り、ホッとし昼食。蛇焼山を過ぎたころ青空に気づき、初の展望は有田ダムでした。木漏れ日の中、巨石を見ながらの山歩きは気持ちよかったです。

 十年ぶりの黒髪山は紅葉の絶景は見られませんでしたが暗闇の中の石仏とゲジゲジにびっくり洞窟体験や、雌岩に立った時の白い霊感体験、鬼の岩屋くぐりの厄落とし。安全な岩場でのレスキュー風ロープ体験と盛りだくさんで楽しい山行でした。リーダー、サブリーダーの的確なご指導のお陰で岩場鎖場も安全に登山できたことに感謝です。

 次回は有田ダムコースを晴れた日に歩きたいです。


12月3日 一筆書き山行

長与の山 五座縦走

    琴ノ尾岳~岡岳~仙吾岳~丸田岳~稗ノ岳

 

🍊 今日の長与五座は一筆書き山行でした。これで23コースの内、22コース走破、残すは稲佐山~大久保山を残すのみとなりました。

 最後の一筆書きと、標識設置は沢山の参加で盛り上げたいです。それにしても今日のもぎたてのミカン、美味しかったですね~。(A.N)

🍊 小春日和の楽しいハイクでした。タンタン岩からの眺めはいつ見てもいいねえ(S.O)

                    Lineメールより

タンタン岩からの眺め、写真を送っていただく度に感動します。さすが長与はミカンどころ、ご褒美があったのですね。

                            (O)


登った! 立てました! 52座 

25周年記念50座標識設置に参加して

企画会報チーム S.O

 50座標識設置お疲れ様でした。標識作成のAさんとその仲間の皆さんありがとうございました。そしてその設置の山行計画を立てた企画チームのメンバーありがとうございました。また暑い中、寒い中設置作業に従事していただいた仲間たちに感謝です。今回の一連の設置作業であゆみの絆を感じることができました。山頂での重いハンマーをふっての支柱立て、そしてボルトとナットを使っての標識留め、それぞれのご家庭ではやることがないであろう作業をやってくださった乙女達ありがとうございました。まさに全員参加の記憶に残る記念事業と感じました。

荒れた山では標識落下防止協力隊の面々が、私が歩きやすいようにサポートしてくださいました。ただ一度だけちょっとした隙を突かれ失点してしまいました。津屋岳山頂で支柱がないことに気づき慌てて走り始めた私の背後で同じように走る音がします。なんとHさんではありませんか。マラソンの私を凌駕する圧巻のスピードです。2人の捜査もむなしく、その時発見できませんでしたが、後日バイクのおじちゃんと小雨が降る中、捜索に行ったところ、あと50メートル先まで探す時間があれば、と言う位置まで探しに行っていたことが判明しました。このバイクのおじちゃんとの捜索の時、なかなか見つからないので諦めようと弱気になった私を、𠮟咤激励したバイクのおじちゃんには今もいろいろ勉強させてもらっています。

この他にも苦い思い出・甘い思い出など登った山での記憶は私の財産として海馬に蓄積されています。こんな私ですがある山でのKさんとのやり取りで、それまでは支柱と標識を運ぶ手伝いだけでいいかと考えていたのを、ハンマーなど重い物を持っていこうと気合を入れて標識設置をするようになりました。

今回のイベントで工夫する事の大切さ、会員の協力・絆などを学びました。参加させていただきありがとうございました。