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会報誌  2022年6月号

5月3日(火・祝)多良山系へ

シャクナゲに感動した山行

 自然保護部  Y.E

多良岳 シャクナゲ

 最初は多良岳コースを予定していましたが、先輩が西岳~笹ケ岳コースに登りたいねーの声に私もすぐ同意。リーダーに申し出たところ快諾をいただき、急遽コース変更をしました。

 

 西岳からの下りは少し岩場の難所もありました。笹ケ岳も距離は短かったがロープが張ってあったりして、でも木々の間からピンク色のシャクナゲを見つけたときは疲れも忘れます。帰り道のシャクナゲ高原にはまだ花が残っていて見応え十分でした。展望岩に立つと前方に山の稜線が見え、リーダーのあれが今登ってきた笹ケ岳ですとの説明にひそかに感動を覚えました。今の季節ならではの新芽の輝きや、たくさんのシャクナゲを見ることが出来て心豊かになって帰路に着きました。皆さんお疲れ様でした。


多良岳でリフレッシュ

 自然保護部  S.K

 五月晴れでした。心地良い太陽とさわやかな風に吹かれて多良岳企画に参加しました。金泉寺登山口から登山開始。健脚組は笹ヶ岳、そうでない組は多良岳に登りました。私は多良岳コースへ。石段の下には役ノ行者の石像が鎮座されていたので、登山の安全をお願いしました。登る途中にも多くの石仏が祀られていました。天気が良かったので、太陽からの光でキラキラと若葉が輝き、元気をもらいながら登りました。以前来た時は何ともない岩場も自分が年を重ねて体力が弱り、こんなに歩きにくい場所だったのかと思う箇所がいくつかありました。大きな岩に梵字(ぼんじ)があったので探しましたが、久しぶりに登った今回は消えてしまい見る事ができませんでした。でもここまでくれば頂上はもうすぐ‼ 鎖場をすぎ、崩れた石段を登り上がると多良権現の石祠が鎮座する広場に着きました。お弁当をゆっくり食べてのんびりした時間を過ごしました。

下山後、遊歩道が整備されているツクシシャクナゲ高原の散策を楽しみました。コロナ禍のなか気分もすっきり、心身共にパワーアップの一日でした。お世話になりました。お疲れ様でした。

 


5月8日(日)雲仙の春の花観察(自然保護部主催)

見ごろを迎えていたミヤマキリシマとヒカゲツツジ

 自然保護部  S.H

 今回は自然保護部企画のゆっくり歩いて雲仙岳の春の花を観察しましょうってキャチフレーズで、新道コースと国見別れ周回コースを設定しました。グループに別れてそれぞれ花観察を楽しみました。

 新道コースでは数年ぶりに霧氷沢に咲いている超満開のヒカゲツツジと再開することができました。

派手な色鮮やかさはなく控えめですが接近して見てみるとヒカゲツツジってこんなに綺麗だったんだってつくづく思いました。

 国見別れコースでは妙見岳のミヤマキリシマが色鮮やかに咲いていて我々の眼を楽しませてくれました。

 

 今回はお天気も良くて思い出に残る上位クラスの山行になりました。

ミヤマキリシマ 雲仙
ヒカゲツツジ 雲仙