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会報誌  2021年11月号

923日 佐世保の山

 久しぶりの弓張岳~但馬岳~将冠岳   総務部  O.

佐世保の山に登った事がある方は多いと思います。私も10年ばかり前に登った事があり、懐かしい思いで参加しました。

参加者は16人(読者1人・Uさん)、普通乗用車3台で、東そのぎICで下り、その先は佐世保まで国道を利用してゆっくりと走り、西九州自動車道から弓張岳が見えて来て、ワクワクしてきました。市中心部に入ってふもとから山頂を目指して、曲がりくねった道をぐるぐると高度を上げて行き、ようやく弓張岳山頂広場に着いて駐車し、展望台に集まり佐世保にも詳しいNさんが、眼下にある佐世保市街、海上自衛隊、米軍基地、九十九島などを教えてくれました。


弓張岳山頂広場から但馬岳へ歩き始めて、間も無く、戦時中に使用した要塞の遺構があって、説明がありました。その後、丘陵をしばらく登って但馬岳の山頂広場に出ると、九十九島や相浦方面が見えて来て小休憩後、直径30cmぐらいの石が、ごろごろしている山道となり、車は通行できないようでした。道は狭くなり尾根道を20分ぐらい下ると、将冠岳の道標がある但馬越の車道分岐に出ました。そこで、一呼吸、いよいよ、将冠岳登山口から山頂を目指すこととなります。勾配の急な登りで、薄暗い樹林帯のある杉木立の尾根道をハアハア言って約40分登り、将冠岳の山頂にようやく到着。下山支度をしていた45人の男女が、すぐに、「どうぞ」と、気持ちよく、座る場所を譲ってくれました。山頂には巨石が並んでおり、それぞれの場所を見つけて、休憩です。山頂岩からの眺望は良く、佐世保港、九十九島が遠望できたのですが、曇りで、はっきり見えなくて残念。30分のゆっくりした昼食を美味しく食べる事ができました。昼食後、元気な女性の皆さんは、巨石に登って、楽しそうにはしゃいでいました。私はと言えば半月板の無い右足は、ガクガクと振るえて、力が入らなくなって来ていました。久しぶりの登山で、皆さん、会話が弾み、楽しい山行でした。リーダー他皆さん ありがとうございました。

109日(土)

 鳥甲岳~摩利支天宮~二合半岳    企画チーム Y.

ランランク付A+だったが、Bランクとすべきだったかな。気温が高く急登では疲労困憊であった。岩登り、岩稜歩きは緊張したが、面白くもあり楽しかった。

 

 

山頂プレート設置開始      

              実行委員長 I.

926日予定の「記念山行」は企画時まだ自粛中だったこともあり1024日に延期しました。そこで、もう一つの事業である山頂プレートの設置には、会員全員が少なくとも1座に関わって欲しいとの考えから、聞いたこともない「シノ」(実は柱を固定する大事な道具)の使い方、岩場での固定法などのデモンストレーションを市民の森 東屋で行いました。

 

急な呼びかけにもかかわらず、37人の会員が集まってくれて、午後からは烏帽子岩と悪所岳にプレート設置を完了しました。あと47座です

置完了後の記念撮影では、皆さんの笑顔がすばらしかったです。37人が参加してくれて、「我々は山登りの会だ」と言うことを体感、実感した1日でした。終わりに49枚の「プレート製作」に一人で携わったA.K氏とカーボン紙の代わりに洋裁で使う「チャコ使用」のアイデアをくれたF.T氏夫人に心より感謝します。




 ※10月7日の山行では烽火山にもプレートが立ちました。