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会報誌  2021年9月号

7月25日 下界は気温35℃の予報、ここ黒木のキャンプ場は到着した途端空気が違う!!木陰にそよそよと涼しい風、登りの5 人を見送り、沢遊び組4人はさて、何をして遊ぼうかなと。

       沢登 下山後の感想

K会長:久々に沢登りの入門者がいて, 楽しい沢りでした。

         沢登りの 次期リーダーも育ちつつあり、楽しみでも 

   あるし・・・「あゆみ」も安泰です。

Y.T(リーダー):いやいや、会長がい ないと全てで心もと

   ないです。会長の指導なしでは、沢登りが 成立でき  

   ないことが残念です。 技術講習、実地講習ができな

   いも のでしょうか。夏は沢が楽 しいです。

N.M(沢入門です):初めての沢 登りで、助けられながら 

   もう行くしかないと思い、できるか心配だったが行け

   て良かった。それほど寒くもなかったし本当に楽しか 

   った。帰ってきたらごちそうが待っていてくれて最高

   です。       (左の写真 Y.Tリーダー)

 

731 涼を求めて 一切経の滝と白雲の池 

アンケートに答えた矢岳・・・早速実現しました 

                                               自然保護部 I.K

三角形の矢岳、汗まみれで山頂へ、山頂にはたくさんのトンボ達が乱舞中、ビックリ!

 宝原でのランチ後は、史跡巡り。空海伝承の葉が三本の珍しい「三鈷の松」高野山ではお守りとして人気らしく皆童心に戻りお守りを拾って楽しみました。

 巨木の深い谷は「一切経の滝」修行の道場では涼を楽しみました。しばらくして大岩壁のそそり立つ巨石のトンネル(胎内めぐり)をくぐった所に「知恩堂」•••霊場で心身共に清められた気持ちになりました。自然の驚異に接しながらの山行でした。

想い出がまた一つ増えました。温泉にも入りスッキリ!

SLのNさんのガイドのお陰で、情報を沢山聞けたのもありがたかったです。

  毎年、長崎の8月は祈りにつつまれます。

核兵器廃絶を訴えながら全国各地を歩く「原水爆禁止国民平和大行進 2021」が6日長崎にゴールしました。最終日は65人が横断幕やのぼり旗を手に駅の高架広場から爆心地公園まで行進しました。

5月北海道の礼文島を出発し11コースで全都道府県を歩いたそうです。コロナウイルス感染防止のため県境をまたいで行進することを取りやめたり、各区間での歩く距離を短くしたりの対応がとられました。到着後の終結集会には約120人の参加がありました。

 連日の猛暑の中、佐賀県から引き継いだ2日目から5日間連日歩かれたM.Rさんに感想を書いていただきました。

                  今年も平和行進  企画チーム M.R

 今年も暑い夏がやってきました。今年の平和行進は昨年と同じくコロナウイルスの蔓延のため、規模を縮小して行われました。若者を中心に核戦争をなくすために、参加者は少なかったが核廃絶の思いを共にして各場所でスタンディングを行い、短い距離でしたが「核戦争のない世界を」と心ひとつにして歩き通す事ができました。

  平和運動は継続することが重要です。小さな一歩から始めて大きな力になることを信じましょう。

嬉しいニュースが国際連合で今年の1月核兵器禁止条約が世界50か国の賛同で、世界の法律として発行されました。しかし、核兵器保有国や唯一の被爆国である日本が、条約に署名しなかったことには心から怒りを覚えます。また、広島の裁判では黒い雨の地域にいた人々も被爆者として認められ、国も国民の強い声に押されて被爆者と認めました。長崎でも黒い雨や半径12km以内で被爆したいわゆる「被爆体験者」も被爆者として認めるよう働きかけをしています。これかの、核廃絶運動が重要だと思います。

  平和でなければ山登りもすることが叶いません。「平和あっての登山」です。核戦争が始まれば一瞬にして数千万人の命が消滅し、核爆発の粉塵により気温の低下で農作物が全滅し、それによる飢餓や伝染病の流行に数億人が死亡するといわれています。このような状態にならないように私たち一人一人が核兵器廃絶のため声を大にして立ち上がり戦争のない世界を目指しましょう。