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会報誌  2021年8月号

6月20日(日)多良山系(春日越~国見岳~遠目山~遠目越)

 このルートは最後にしよう!?  企画会報編集部次長 Y.T


 梅雨の真っ只中、気温26℃、湿度65RH%(体感ですが・・・)山登りには若干厳しいコンディション、風が吹いてくれればと祈るが・・・10分も歩けば滝汗。農道から荒れた林道に入ると、虫の攻撃!防虫剤を噴霧しても一時しのぎだ。 病み上がりのSさんは自己保全として自作のネットで顔をガード。用意周到だ!初めてのルートであるが“コンパスと地図”と今一番頼りになるYAMAPのデータを確認する。北の川内より谷を上がり、沢の渡渉を繰り返し山道を登り詰め漸く春日越に着く。ここで登りは終了・・・きつかー。ここからは平坦な稜線歩き。郡岳~経ヶ岳の縦走路を左折し国見岳に向かう。登頂後昼前ではあるがランチをすませ、再び春日越しに戻る。次にピーク840峰に登頂。その後本日唯一の展望所に向かう。(国見岳、840峰、遠目山共展望なし)正面に五家原岳、左に経ヶ岳・多良岳、右側には鳥兜、二合半と多良山系の峰々を確認し次は※※を征服しようと登頂意欲が沸く。あとは遠目山を経由し、遠目越から下るのみだ。だが、ここの下りが本日のメインイベント最難関であった。

斜度があり掴まるものはなく、足元は枯葉が絨毯とかし、木の根・ゴロ石が見えず滑る。いっそ、雪山の下りで行う、シリセードで下ろうか?と頭の中をよぎる。気が抜けない。息着く間もなく急坂が漸く終わるが次はガレ場下り。滑らない様に念には念を入れて慎重に下る。冷や汗の連続で登りよりも足腰に堪える。おおよそ30分の格闘の末、農道に出て一安心。空を見上げればブルースカイ、斜度があり掴まるものはなく、足元は枯葉が絨毯とかし、木の根・ゴロ石が見えず滑る。いっそ、雪山の下りで行う、シリセードで下ろうか?と頭の中をよぎる。気が抜けない。息着く間もなく急坂が漸く終わるが次はガレ場下り。滑らない様に念には念を入れて慎重に下る。冷や汗の連続で登りよりも足腰に堪える。おおよそ30分の格闘の末、農道に出て一安心。空を見上げればブルースカイ、本日歩いた稜線を眺める。初めてのルートで不安であったが山行メンバーの協力により歩き通せてスッキリ!満足感・達成感に浸る。最後にこんなコースを計画して申し訳ございませんでした。

唯一、猪、マムシ、スズメバチに遭遇しなくてよかった。

6月26日 金比羅山~烽火山

 七高山の前半コースをクリーンハイクと合わせて山行     総務部 F.S 

   朝、雨の音で目覚め、エッ???予報は曇りだったにのに・・・天気予報を見ると、あがる予報。

一応サブリーダーと相談して決行しました。スタート時点では雨もあがりましたが天気によって、又、疲労度によって、金比羅山だけで終了、もしくは希望者はここで中止するということで、出発しました。

9人中美女(?)6人の華やかな雰囲気の中、楽しい道中で、結局全員が完歩。

 ゴミは山中はほとんどありませんでしたが、ふもと近く、特に秋葉神社近辺に、お供え用のお酒のビンがたくさんあって最後に急に増えて10㎏と収穫大。有意義な山行でした。

 初めてのリーダーでしたが、先輩、ベテランの皆様のおかげで無事終えることが出来ました。                                                                 

7月4日(日) 楽しみにしていた読者オープン

 ヤマアジサイ観賞!      読者会員  U.E

その日の予報は曇りでしたが、途中諫早付近で一時ドシャブリ、雲仙はすっぽり雲の中、雲仙循環道のゲートは閉鎖で、急遽絹笠山へ行くことに。あるかもしれないヤマアジサイを探しに。雨具を着てまだまだヤマボウシの残る駐車場から白雲の池へと。

 いきなり「ガ~!」と一羽のラブリーなカモのお出迎えに心和まされながら歩いていくと、白い穂を揺らしたヤマブキショウマ、チョット花の淵の濃いウツボグサ。登山道を上がっていくと暗がりにエビネ?と思いきやよく見るとなんと花の終わったイチヤクソウ発見! もっとよく見るとあちこち群生。2週間前に金泉寺の裏山で一輪きれいにスズランみたいに咲いているのを見つけて感動したので、来年は6月中旬にまた来ようと思いました。

山頂には大きな白いノリウツギが花ざかり。霧の景色でも一応展望台に登ってみると、何と! 上から見るとヤマボウシのきれいなこと、たくさん木があるのが分かりました。下りはハナイカダ、首の長い薄黄色の花をつけているモミジガサの群生、4つの実が集まった青いアケビなど、珍しいのが見られました。

  霧雨の中、時々強風の音や小鳥の声も聴きながら2時間ゆっくり歩いて、ヤマアジサイはなかったけど、この時しか出会えない貴重なお花たちに出会えて楽しいワクワクな絹笠山探索でした。

(8月はナツエビネを楽しみにまた絹笠山へ)