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会報誌  2020年11月号

919日 富川渓谷

 

車窓からの真っ赤なヒガンバナに歓声  自然保護部 I.K

 4か月ぶりの山行、JRとバスを乗り継ぎ楽しいな~!諫早の奥座敷、富川渓谷の五百羅漢磨崖仏、森の吊り橋などを、懐かしい久しぶりの23人の仲間との散策、中でも高峰展望台からの五ケ原岳、岩屋山、三ツ山、八郎岳、雲仙普賢岳等々の素晴らしい景色をみながらこの特等席で昼食を済ませ皆満足げな様子。(心配だった膝さんも頑張ってくれました)やっぱり仲間との山行は楽しく、新型コロナも飛んでしまった??    さて次はどこへ行けるかな~


    五百羅漢         鈴虫がなく頃咲くのでスズムシバナ

 

927日 外海町出津へ

   外海 出津の歴史探訪      自然保護部  M.T

 秋晴れの九月下旬、「外海、出津のカトリック施設と歴史を学ぼう」に、参加しました。

 同地区には二度目の訪問ですが、前回は只見て歩いただけの様な気がします。今回は、枯松神社に始まりド・ロ神父が祀られている墓地までを各施設でのFさんの丁寧な説明があり、メモを取りながら話に聞き入り少しは心に残りました。Fさんに感謝です。

 この外海地区で果たされた、ド・ロ神父の偉業は、食料はもとより、土木、建築等、多岐に渡り果たされた貢献は、知れば知るほどにド・ロ神父の遺徳に頭が下がる思いです。

 

長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産の町へ     組織宣伝部  F,T

まずは黒崎永田湿地に集まりミーティング後、隠れキリシタンの信徒が祀られている不思議な神社(枯松神社)で貴重なためになる説明を受けて出津の集落へ。出津教会で禁教令による厳しい弾圧を受けた信徒の話等を聞き、いろいろな施設を巡って外海の大野教会へ。

  先日の台風で大打撃を受けた無残なド・ロ神父の遺跡、大平作業場。地方のキリシタンを指導し隠れ家を転々としたバスチャン屋敷跡、立派な石垣の山下家跡、ド・ロ神父の墓地を巡り、最後は夕陽が丘道の駅で買い物、「沈黙」で有名な作家、遠藤周作文学館など楽しい歴史巡りでした。前回は歩いての施設巡りでしたが、今回は殆どが車移動とリーダーの親切なはからいで楽々歴史巡りでした。当あゆみハイキングクラブには他の会には無い、歴史に詳しい方々が数人おられますので、この方々の才能を十分生かして頂き史跡巡り等々をたくさん企画して大いに楽しみましょう。Fさんの優れた説明で歴史博士になった気分です。ありがとうございました。 

 

地元の玄武岩を用いた

通称「ド・ロ壁」が特徴の

世界文化遺産大野教会

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     雲仙花観察山行に参加して   教育部  H.S

 コロナ禍でしばらく山に登っていなかったので、体力的な不安もありましたが、「花観察」に惹かれたのと、「普賢岳には登らないので体力に自信の無い方もどうぞ」の文字に気持ち軽くなり参加しました。

 パラついた雨もやみ、曇り日で暑過ぎず、ちょうど良い天気で仁田峠駐車場からスタートしました。普賢神社脇を通って、アザミ谷から紅葉茶屋をめざす途中、さっそく小さな紫のお花。名前は?「アキチョウジよ」と。赤い小さな点々がついた細~いヒモ状のお花、これは?「ミズヒキ」?なるほど、確かに水引に似ている!これは覚えやすいね。などと先輩方にお話し伺いながらゆっくり登りました。アザミ谷の名前の通り、アザミの花が沢山咲いていました。たまにアザミの葉が足に当たりチクチクと葉の硬さを感じながら。

  今回の見どころと言われていた「ミカエリソウ」。紅葉茶屋から風穴途中には群生しているところもあり、綺麗なピンク色の花を鑑賞できました。帰って復習がてら調べたところ、シソ科の花で、花言葉は「詩的な愛」だそうです。

 お昼は鬼人谷の分かれ道で済ませ、帰りは妙見経由で。登りに見つけていた「ジンジソウ」と似た花、でもなんだかちょっと違う。写真に収めてOさんに確認しようと思っていたら、「ダイモンジソウがあったね」と。「人」の字に似ているジンジソウと「大」の字に似ているダイモンジソウ、両方見ることができて、なんだか嬉しかったです。途中からは青空も見えて国見岳や、普賢岳越しの平成新山を眺めながら、次は紅葉も見にきたいなと思いました。

久しぶりの山行で、思っていたよりちゃんとした登山できつかったですが、先輩方から教えていただけるので、楽しい花観察ができました。ありがとうございました。

  

   あゆみ石鹸はいかがですか  自然保護部長 I.H 

自然保護部では、使用済みの天ぷら油を苛性ソーダと水と混ぜてリサイクル石鹸を作っています。資源を大切にし、地球にそして人にやさしい環境作りに少しでも応える事が出来ればという思いで長年続けてきました。日頃なかなか山行で会えない会員との交流の場にもなっています。

今年は、作業工程を記録に残そうというHさんの発案でビデオを撮ってもらう事になりました。苛性ソーダを水で溶き、ペーパーで濾した廃食油と混ぜる事30分、手順を間違えないように声を掛け合いながら、約2時間をかけ1 2 0個の石鹸が出来ました。出来立ては写真のようにキャラメル色をしていますが、1~2カ月かけて乾燥し真っ白なあゆみ石鹸に変身します。

 石鹸の使い道は、台所のしつこい汚れやふろ場、洗面台みがきに、もちろん靴下の手洗いに使っても手荒れがしないし、よく落ちると評判です。

一度使ってみて下さい。

 

 

  「う~ん

  今年もよう出来たバイ!」

 

 石鹸づくりも、

      もう25年続いている。

 こうした力が あゆみ を

      支えているのかもね~