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会報誌  2020年5月号

 

      

 春の恵みを味わう           A.N

 唐八景行きのバスに無事乗りこみ安心です。「バスはあゆみの貸し切りネ」と参加者も全員揃いました。椿の花が赤く咲いて我らを出迎えてくれました。 リーダーから「グランドまでの散策ですが、山菜を探しながらゆっくり歩きます。歩いた後はお好み焼きが待ってます」と予定を話され、いざ出発です。最初に目に入ったのが山桜の満開でした。しばらく鑑賞してから山菜や野花を見つけながらグランドまで歩きます。紫色のスミレが「春が近いですよ」と可憐に咲いていました。茂木への道端にはお昼に使うツワとフキを見つけます。ツワとフキの違いよくわからなかったが教えてもらい分かった。ツワは剥いて茹で、フキは茹でてから皮を剥くそうです。野花も説明がありました。ムラサキケマン、キケマン、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ等です。ツワ、フキ、ノビルなどたくさん摘み多くの収穫があり食卓を賑わせます。酢みそで戴き、お好み焼きも無事美味しいお好み焼きの出来上がりです。お茶とお茶うけも出て楽しい山行の話をして解散です。楽しい一日をありがとうございました。       写真:山菜お好み焼き

 

四本堂公園からの遠望   O.K  

 初めて聞く四本堂公園、どんなところだろうと胸をときめかしながら参加しました。そこは大村湾北西部海岸に位置し四季折々の花が咲きキャンプ場としても楽しめるところでした。

さくら越しに大村湾をはさんで、川棚虚空蔵山までよく見えて素晴らしい景観です。

長崎市からは約39kmくらいのところにあります。

 

 

 

 

日見峠から烽火山山行に参加して        Y.R

  昨年仕事をリタイヤし岩屋山や八郎岳で身体を鍛え、長野や北海道に遠征したり一人歩きを楽しんでいました。今年に入り遠征の計画を立てられない中、地元の山行を見直したいと考えあゆみ入会7年目にして初めて参加させていただきました。

  西の箱根と例えられた日見峠から歩き始め関所の番所跡の石垣を眺め、節の長い珍しい竹林を抜け中尾峠へ尾根に沿ってしばらく歩き最後の急登でひと汗をかき烽火山の山頂で昼食。滑りやすい枯葉に気を付けながら下山し片淵中学校横、小高い森の中の『城の古址』を散策。最後は春徳寺で解散。今回の山行は川原CLより史跡の説明を聞きながら我らが街の歴史を感じ、城の古址の崖で岩登り訓練をした東高登山部OBや労山の先輩方に想いを馳せしばらく続くであろう厳しい日々をデイスカバー長崎で楽しもうとあらためて思えた山行でした

       

     仲間のお弁当

 

初めての岩登り訓練             S.Y  

 岩登りは初挑戦で、今回は権現岩に登りました。午前中のロープワークは、一回では結べず何度も繰り返しながら覚えました。登山だけでなく、いろんな場面で役立ちそうなのでしっかりとマスターしたいです。午後からは、権現岩に登りました。登るより下るのが難しくロープの扱いや足の使い方が難しかったです。寒い中、岩の中腹や岩の上で補助やアドバイスをしていただきありがとうございました。楽しい一日を過ごすことができました。

 「権現岩」岩登り訓練に参加して            E.M

  あゆみに入会して間もない頃、初の岩登り訓練に参加した高所恐怖症の私は、目の前にそそり立つ岩場に逃げ帰りたい気分になったのを思い出します。恐怖心があるとどうしても岩に体を近づけてしがみつきたくなってしまいますが、しがみついてしまうと次に手や足を掛ける場所が見えなくなってしまいます。

 そんな時、岩場の途中で待機してくれていた先輩が、「次はこの出っ張りに足を置いて!」「その次はここ!」と丁寧に指導して下さいました。「こんな小さな出っ張りには足は掛からんやろ⁈」と思うようなところにも、掛けてみると意外に掛かることも学びました。そんな私も訓練の回を重ねるごとに少しずつ自信もついて、恐怖心も随分と薄らぎ、懸垂下降など楽しいとさえ感じられるようになりました。

 もし今住んでいるところが火事になって、2階のベランダからしか逃げられなかったとしても、まるで消防士のようにスルスルと降りられそうです。山に登っていると数々の岩場に遭遇しますが、慌てず安全に登れるようにぜひ皆様も次の訓練には参加されてみてはいかがでしようか?もし火事にあったとしてもきっと役に立ちますよ。