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会報誌 2018年11月号

9月27日 こしき岩

初めて見るダンギクに幸せ

M・U

この日のコースはびっくりするくらいクモの巣だらけ。サブリーダーのYさんが棒切れをブンブン振り回しながらクモの巣を打ち払います。「今日だけで何個クモの巣、壊したかな? 私、クモに呪われるかも。夢にクモ出てきそう」「『おかげ様で新築になりました』って感謝されるかもしれませんよ?」 日当りの良い絶景ポイントの岩場には可愛いダンギクがたくさん咲いています。初めて見るダンギク! ああ! なんて可愛いの! 可愛いダンギクに会えて本当に幸せでした。ところで、私は断崖に咲いているから「ダンギク」だと思っていたのに、段々になっているから「ダンギク」なんだそうです。またひとつ勉強になりました。あと甑岩公園の銅像が気になってAさんに調べてもらった所、甑岩の道路を作るのに貢献した浜田文市さんという方だそうです。へー!お天気にも恵まれダンギクもたくさん咲いていて本当に素晴らしい山行となりました。すっかり会報部の幽霊部員と化した私ですが、ようやくあゆみの皆さんと山行できとても楽しかったです!Yさん、肩は大丈夫でしたか? クモの巣払い本当にお疲れ様でした!

彦山の絶景ポイントから 撮影:A

10月20日~21日 第3回九重サミット 大船山 三俣山

初めての坊がつると法華院山荘と大船山と三俣山

N・T

あゆみに入ってから、「坊がつる」「法華院山荘」という名前はよく目にしたり、聞いたりしていました。私はそれらの場所に行ったこともないくせに登山をしている外国人の知人に勧めたこともありました。やはり、これは一度行かなければと思っていたところに「法華院に一泊」「坊がつる」という文字が9月号の会報を見たとき飛び込んできました。しかし、B★★となっています。即諦めましたが、心にひっかかっていました。

そんな時、ある山行でFさんと一緒になり、「三俣山のお鉢は由布岳ほど難しくない」と聞き、申し込んだのです。10月3日の説明会でいただいた資料には「二日目の北峰のお鉢めぐりと南峰からの急坂は緊張の連続です」と書 いてあります。下りが苦手な私は緊張しました。しかし、実際にはすべてがすばらしかったです。坊がつるに入ったとたんに目に飛び込んできた平治山、大船山の紅葉、広い坊がつるに並ぶ色とりどりのテント。そして、大船山に登りながら見た紅葉と絶景。頂上から御池に下りたら、透き通った池の水に紅葉が映り、美しかったです。そして、当初は法華院山荘のログハウスに泊まると聞いていましたがキャンセルが出たとかで法華院山荘の個室に泊まれました。食事も温泉もよかったです。もちろん、「夜の部」も楽しかったです。二日目はリーダーから「楽しみましょう」と言われていましたが、緊張は続きます。二日目の三俣山の本峰、北峰、南峰からの絶景は忘れられません。近くの九重連山だけでなく、雲仙岳、多良岳、祖母傾山、由布岳、阿蘇山など九州北部の山々がくっきりと見えました。お鉢めぐりをしていたとき見た大鍋、小鍋の紅葉は言葉で表せません。恐怖の下りはリーダーの「厳しい指導」により、安心して歩くことができました。 二日目どうしても歩く速度が遅くなった私ですが、リーダーをはじめ、みなさん温かく見守ってくださいました。おかげさまでめっちゃ楽しい山行となりました。感謝です。 

写真は二日目の三俣山のお鉢めぐりで撮ったもの 撮影:N