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会報誌 2018年9月号

7月21日 黒木渓谷 うなぎ沢

沢のぼりのスリルを味わいました!

Y・T

 沢登り前日までは猛暑日でしたが、 当日は少し曇り空の中、黒木渓谷の沢登りにあゆみHCより9名(他のクラブ13名の県連合同行事)参加しました。

黒木渓谷のウナギデ沢は新人の入門コースとのことでしたが、大小合わせて5つの滝もあり、不安いっぱいのスタートでした。Kリーダーより、ロープの結び方、カラビナの使い方、その他の基礎技術等を学びながらの沢登りでした 滝の水量はとても強く多く感じられ、沢登りのスリルを充分に味わいながらの訓練でした、リーダーとサブリーダーの指導に従い全員が無事に登り上がりました。 山行とは少し違う緊張感を味わいながらそして、チームワークの大切さを感じた今回の楽しい沢登りでした。2回目の境川の時は、今回の訓練を生かして、もっと楽しめるものと期待しております。

感謝、感謝。

(写真撮影 K・N)

8月11日 八方ヶ岳

八方ヶ岳と渓流とカニのハサミ岩

A・N

 8月11日の「山の日」、筑肥山地の八方ヶ岳(九州百名山)に登りました。登山口の山ノ神の祠に手を合わせ出発。渓流に響く子供達の歓声と水音を聞きながら、気持良い沢沿い歩きです。それもつかの間、「山の神ルートは植林伐採中のため通行禁止」の立札。山ノ神ルートは復路予定のコースです。更に進むと、ハチに刺され引き返してきたという二人組にも出会いました。この先どうなるのかと不安がよぎりましたが、ハチの現場に着くと、「ハチの巣あり。迂回路はこちら」の表示板。ハチを避けるために作られた迂回路のおかげで無事通過できました。それにしても、登山道沿いを流れる渓流は、水量が多く、冷たく、そして澄んでおり、また道路脇には面白い巨石や樹木、道もロープやハシゴあり、秋の風を感じながらの尾根歩きなど変化に富んでいて楽しい歩きができました。また途中で、花に詳しい登山者から「夏エビネ」や「ミヤマウズラ」の花を教えてもらいました。昼食の山頂は日陰がなく暑かったが、360度の大展望は楽しむことができました。下山時は、全員が靴を脱いで渓流に入って水遊び。汗と疲れを吹き飛ばすことができました。帰りは、カニのハサミ岩が見える絶景スポットを藤井さんが案内してくれ、かわいいカニのハサミをカメラに収めました。今度はカニのハサミ岩にも登りたいという声も聞かれました。暑かったけれど、面白い八方ヶ岳でした。